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とはずがたり

ぬるま湯の中 首までつかってる いつか凍るの それとも煮え立つの

2017年活動指針

自分語り

もう2月ですね。時間の流れが早過ぎる。

振り返れば、後半以降まったく役に立たなかった2016年活動指針ですが、「観劇数を減らす」という意味ではかなりの抑制力を持っていたようにも思います。
そんなわけで。来年末にどんな風になっているか想像もできない、手探りの1年になりそうですが、懲りずに活動指針をたてました。

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2016年総括

活動記録

あけましておめでとうございます。
Twitterでは滑り込みで2016年総括ツイートできたのですが、改めてこちらにもまとめておきます。
備忘録なのでね。

1月

なし

盛大に2016年活動指針を掲げたためか、当時の私にしては慎重なスタートをきれたのでは。

2月

1月と打って変わって調子に乗った1か月ですね。
「夫婦」は橋本あっちゃんのツイートで知って気になって仕方なくて観に行ったもの。ハイバイさんの中では毛色の違う作品らしいし、今後も追ってみたいという気持ちにはならなかったけれど、ああいう衝動的に観たくなった時の心の動きっていつまで経っても忘れないもので、わりと今でも鮮明に思い出せます。こういう経験を大事にしたいなあと思える観劇初めでした。
「SHOW BY ROCK~」は活動指針に従えばスルーかな、と思っていたのですが、原作好きの友人に誘われたのでいそいそとチケットを取り、どうせ観るなら…とアニメを観てゲームを始めた結果、ロムとジューゾーくんの関係に萌え、それなりに楽しみになって当日を迎えました。なんなら今でもたまにゲームしてますしね。まあ、追ったら追ったで良い出会いもあるんだよなーと思い直す公演でした。でも、これを毎作品にやるかというと、体力的な問題もありますよね。
「まんがまつり」は、フォロワーさんがずっと言ってて気になってた劇団に、昔好きだった岩井七世ちゃんが出るってもんだから観に行ったのでした。作品はもちろん面白くて予約特典のDVD観直したりするぐらい好きなんだけど、とにかく、ななちゃんが可愛かった…。もっとちゃんとお芝居観たいなと思ったし、とにかく顔が好きなのでビジュアルブックとか出してくれないかな…。
パラノイアサーカス」は、2月すでに3作品も観るから、と悩んでたけれど、キャストとテーマとチラシのビジュアルに負けて観に行くことに。素敵なセットの中を派手な衣装で動くキャストに笑って泣いて、少年社中が作り上げる世界が好きだなあと思うのでした。

3月

エタチカ、矢崎オタ的には深津絵里の弟…!!っていう興奮が抑えきれなかったですね。あとは女形観てみたかったという気持ちが満たされて良かったです。
「帝一~」は見事なラスト。しかし私は周囲が盛り上がれば盛り上がるほど引いていくのを感じてもいまして。自分的なピークは第2章だったかなーなんて。今考えたら、帝一に乗り切れなかったことは、みつやさん離れの要因として大きいのかもな、と思います。

4月

  • D2 LIVE ∞年328組入学式@表参道GROUND
  • 劇団壱劇屋「SQUARE AREA」@王子小劇場

複雑な心境でのぞんだソロイベント。印象に残っているのは、後ろにいた、おそらく忍ミュ入りの古参オタが、GROUNDがうまるくらいになったなんて!埋まらないと思ってた!って喜んでいたこと。私はGROUNDはさすがに足りないって思っていたんですけどね。意外とそういうもんなんだな、シビアな世界だな、なんて思ったりしたのでした。それでもやっぱり楽しかったし行ってよかったと思っているけれど、同じくらい距離も感じたイベントでした。
「スクエリ」は迷わず観ると決めました。大阪に行かなくても壱劇屋が観られるというのはとても喜ばしいことです。最前でみたスクエリはド迫力ではりつめた緊張感が笑いでふっと緩まるバランスもちょうどよくて、ああ壱劇屋さんのことは、きっと毎公演は難しいけれど活動を追ってみたい、観続けたい、気にしていたいな、と思わされたのでした。

5月

5月は、みつやざきが稽古期間ということで観劇は無し。いつもはこのへんでテニミュとか、ネルケ舞台に行ってたんでしょうね。
めいめいの卒コンをどうしても観たくなって、めいめいがいるアンジュルムをみておかねば、と思って急いで取ったライビュのチケット。映画館でひとり涙しながら観る卒コン、私は嫌いじゃないです。
℃-uteSSAは6月12日と決まったわけですが、そのとき私はどうしてるんだろうなあ…

友達の結婚式に参加するために。2016年のこととは思えないくらい遠い記憶だな…。

6月

「また逢おう~」は、以前ならば一体何公演入ったのだろうか…というほどの胸熱案件でした。たぶん、両方の初日楽と中日で6回なのかなあ…。結局は両方1公演ずつ。キャラメルさんで、しかも再演を重ねている作品で、面白くないわけがないんだけど、もうグングンとストーリーに引き込まれて夢中になっていく感覚がたまらないですね。
「℃ONCERTO」、この頃はまだ、こんな未来があるなんて知らなくて、やっぱり℃-uteが好きだと再認識し、今年はちゃんと追いかけたいな、そんな気持ちでいっぱいのときでした。今でもその気持ちは変わらないし、きっとこれからも同じ。
「フラ負け」、最初は観に行く気はなかったんですけど、結局気になって観に行くことに。当日券だったので席は悪かったけれど、またバラックとヒュンケルに会えてよかったです。

7月

オフブロードミュージカルってこんなに楽しいんだ、っていう発見。曲が聴いたことのある耳に馴染む曲だから、というのもあるかもしれないですね。

2度目の体験ダイビングで、水中を泳ぐ楽しさに触れ、Cカード取得を意識し始める頃です。
また行きたいなあ…


8月

「天球儀」は、2016ベストを決めるなら天球儀かな、というくらい好きな作品です。決してハッピーエンドとは言えないけれど、でも気持ちの良いラストが末満さんらしくないといえばそうなのかもしれませんが、私は好きです。
宮本武蔵~」は独特の雰囲気で、山田と矢崎さんの素のどこか緩い部分とリンクして個人的には楽しめました。苦手な人もいるのかな、と思いますが、ミュージカルが大好きなわけでもない私は矢崎さんがミュージカル尽くしになるとそれはそれでもやっとすることもあるので、がっつりストレートなのも良かったですね。
母からチケットを譲り受けて宝塚へ。端的に言って、最高。龍真咲さん、退団だけど恋に落ちた…ちゃぴちゃん、と呼ばれていた娘役トップの方が綺麗すぎて小顔過ぎて遠近がばかになりそうでした。年1くらいで宝塚は見ておきたい。
そして、実はこれが観劇納めだったのでした。
Buono!Festa」はチケット取れなくてライビュへ。Buono!はもちろんのこと、℃-uteもカンガルも短い時間で魅せてくれて濃いコンサートでした。雅ちゃんの新ユニを観たいという気持ちも強かったので、ピンククレスが期待以上で嬉しかったです。良い意味でハロプロ色の薄い2人と雅ちゃんなので、今後どうなるのか楽しみです。ひかるちゃんの顔が好き。
舞美ちゃんの握手会は緊張しすぎて記憶薄いです。オフショルのオールインワンの舞美ちゃん、美しい肩を生でみて卒倒しそうでした。写真集は、どのページ開いても美しくて、舞美ちゃんに不細工な角度など存在しないのだな…と。

そして、℃-uteの解散が発表された月でもあります。ここは自分のための備忘録なので、たまに記事を読み返すこともあるのですが、未来の私がもし読んでいるのなら、くわしくは自分語りシリーズで語っていると思うから読み返しておくれ。

9月

解散発表をうけてから初めてみる℃-uteちゃんは変わらず可愛くてかっこよくてパーフェクトで、何をどうするわけでもなく、私は彼女達が駆け抜けるのをただ眺めていよう、と決めたのでした。

  • ダイビングショップ申し込み

9月下旬には、Cカード取得のためにダイビングショップに通い始めました。

10月

楽しかった!以上!
これに関しても書きかけのエントリがあるから早めにあげたいとは思っているんですけどね。

11月

  • ハロ!モバPresents 「矢島舞美鈴木愛理 アコースティックライブ2016 ~コロンの娘。ふたたび~」@山野ホール
  • ℃-ute 30thシングル『夢幻クライマックス/愛はまるで静電気/Singing~あの頃のように~』発売記念グループチェキ会@ベルサール飯田橋ファースト

やじすずアコイベ最高でした。このためにハロモバに入会したのですが元は取りましたね。席は後ろの方だったけど、山野ホールのキャパ自体が小さいので肉眼でも十分…。そして何よりも綺麗な歌声。愛理は言わずもがなだけど、舞美ちゃんの歌も好きだなあと。持ち歌のアコースティックアレンジもよかったけど、yellとサマーヌードが良かったです。
そして、チェキ会なんてものを体験したのでした。

12月

チェキ会も2回目3回目となるうちに、どんどん勝手がつかめてくるもので、楽しくなってきましたね。でも、何ループもしたいと思うものではないし、個別チェキでメンバーとコミュニケーションを取りたいと思うものでもないなあというのが、体験したあとの気持ちです。

  • オープンウォーターダイバー/アドバンスドオープンウォーターダイバー取得

OW取得したあとに、勢いでAOWを取得したのでした。自分でも驚くくらいの行動力。



そんな2016年。何回振り返っても、こんな未来は想像してなかった、と笑ってしまう。なんでこうなったのかな。人生は何が起こるか分かりませんね。不思議なものです。
2016年の始めは、どうせ年末に大量の観劇記録を書くのだと思っていたし、春先はJUMP担まっしぐらかなと思うようになったし、夏頃にはteam℃-uteになろうと決意して、秋以降ダイビングにすっかり骨抜きに。
この活動記録だけでも、例年とは違い迷いに迷った1年だったことは明白ですが、結果的には大きな一歩を踏み出すことができたと思っています。たかがダイビングを始めただけで大袈裟かもしれないけれど。
この年末年始で3組の結婚(するかもしれない)報告をうけたのですが(ご祝儀貧乏怖い…)、おめでとう~とか、結婚式呼んでくれるの?ありがとう~なんていうやりとりをしながら強く思っていたことがありました。それは、この報告が数か月前じゃなくて良かったな、ということ。もし少しでもタイミングがすれていて私がまだ迷っている途中だったら、きっと本心からおめでたいと思える精神状態ではなかった…はず。個人的に、停滞し続けている心に最も攻撃力があるのって結婚や妊娠かなと思うんです。勝ち負けとかじゃなくて、暮らし方やライフステージが変わるということが、なんかまあ羨ましいんですよね。でもダイビングしてると刺激的なことばっかりだから、いまはまだその変化は間に合ってますって感じで。攻撃力を失ったわけではなくて、私の防御力が上がったかHP回復したかのどっちかだと思いますけど。とりあえず「友人の結婚」に対して、喜ぶ以外の感情が生まれなくて本当に良かったし、それは間違いなく新たに出会った趣味のおかげで。だから、大きな一歩。もうすぐ人生の半分以上を一緒にいるような友人の結婚を心からお祝いできて本当に良かったなあ…とここまで書いて、その人がこれ読んでる可能性に気づいたけど、まあいいか。そう思っているんですよ、わたしは(笑)

あとがき

自分語り

そんなわけで、9月に書き始めた自分語りもようやく終わった。
こんなエントリでしめることになるとは想像もしていなかった。ただ「若手俳優を降りてぬるいジャニオタになって解散までは℃-ute推しだよ」ということを書きたかっただけなんだけどな。
趣味とか生き方の話になってしまって、もう何が言いたかったのか分からないし、そもそも自分語りとかタイトルつけたところで、ブログってそもそも自分の話をする場所なのでは、という疑問。
まあ、もともとはレポブログだったはずだから、カテゴリ分けとしては間違ってはいない…。


ダイビングとしては月1潜れたら最高だし、はやめにカメラ講習を受けて、フォトダイバーになりたいなあと思っている。そこは女子なのでやっぱりウミウシが可愛いからマクロを攻めつつ、スキルが上達したら沈船とかもいいなーなんて。
最近、ライセンスを取ったというと、持っているよ、と返されることが何度かある。どの辺で?スパンは?と聞くと、取ったきりとか就職して潜ってないとか、言われることが多い。反面教師ではないが、そうはならないようにしたい。せっかく悩みに悩んで取ったアドバンスだ。費用の面もあるが、着かれて帰る電車内で1時間も悩んだ私(と巻き込んだ友人)の時間を無駄にしないためにも、続けていきたい。素直に写真を撮りたいとか潜りたいと思えている気持ちを大事にしてあげたい。やることが増えてしまった。また婚期が遠のく(笑)


とは言え、俳優垢もまだ稼働しているし、2月には久しぶりに柔道少年で三津谷さんを観る予定もある。チケットも確保済みだ。中屋敷さんだし、スズナリに行ってみたかったのもある。それに5月のソロイベは行ってみるつもりだ。そこでどう感じるかが最後の見極めかなと思っている。potが3月更新なので、もう1年は会員継続することになるね。
矢崎さんはあんなに楽しみだったロミジュリを(チケットが取れなかったので)結局やめてしまって、4月の魔王コントかな、と思っている。オンオフは更新時期を逃しているが、更新するつもりはない。もうソロイベントに行こうという気がなくなってしまったからだ。もしかしたら会報もそのうち手放してしまうのかもしれない。いまだに最新の会報には目を通していないし。
JUMPは最近落ち着いてきているというか、安定期に入った。録画は目を通したら消すようになった。ヒルナンですら。ローカル線だけは好きだから残してるけど。しかも雑誌を追わなくなってしまっているので、そろそろ雑誌くらいは読むように戻したい。
いまの一番は℃-uteで、ヒエラルキー的には℃-ute>JUMP>>>>>>三津谷さん>矢崎さんって感じ。℃-uteとはチェキを撮ったり、イベントに行ったりして、楽しい日々を過ごしている。もうすぐ大阪遠征だし、念願のナルチカもあるし、舞美ちゃんと舞ちゃんのBDイベントとかもある。
人生たのしい。



では、これにて感想を備忘録的につづる場所に戻すことにしましょう。次は2016総括にて。

自分語り⑪わたしと趣味その2

自分語り

長かった自分語りもこの記事で最後。
やっとか。

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自分語り⑩わたしと趣味

自分語り

年が明ける前にかけこみ更新。

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自分語り⑨わたしと「オタク」その2

自分語り

今年の1月にオタ活に対して活動指針を立てていた。
ta35.hatenablog.com
自分語りと題して細々と担降りブログらしきものを書いている最中だが、もう上の指針は役に立たないので新たに指針を立てて、2016年を締めくくっていきたいと思う。

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自分語り⑧わたしと℃-uteその2

自分語り
ファンとしての立ち位置

最近はてだを読んでいて思うのは、ジャニオタは考察系ブログが多くて自分語りは担降りブログくらいなのに対し、俳優オタはレポや観劇感想はあるけれど考察系は少なくて、それよりも自分語りの場として使う人が多いのかなということ。全記事チェックしているわけじゃないから違っていたら申し訳ないし、そうじゃないブログがあるなら読みたいので教えてほしいくらいなんだけど。応援スタンスとか認知や手紙、プレゼントへの考え方とかテーマはいろいろあるけれど、みんな一度は悩んでいることがあるようで、それは共通して役者とファンの近さが生んでいるものなのかなとも思う。私は認知とかされたことないけど、それでも距離が近すぎて、自分が応援するかどうか、どのくらい応援するか(=お金を落とすかどうか)が役者人生を左右する気がして、その人の人生に関与しているのではと錯覚する。そんなわけがないと分かっているつもりなのに、それでも観に行かないという選択ができなくて後に引けなくなっていく、そういうしんどさから離れたくなった。それなのに、誰かを応援するという行為をやめたくはないという気持ちがあるのが厄介で。私にとっては応援するということが現実逃避や疑似体験であり、それこそがストレス解消になっている自覚があったから、やめたくはなかったのだ。
そこで行き着いたのが、もう出来上がっている「アイドルとファン」の関係性を数メートル離れたところから眺めるということだった。JUMPや℃-uteが居心地が良いのは、新参だから、にわかだから、と思うことでオタクとしての気負いを感じなくて済むからだなと冷静になって考えている。まあ、JUMPにハマったのは衝動的なところもあるし、℃-uteは解散というリミットがついてしまったからなので、後付けと言われればそうなんだけど。

なぜアイドルを好きになるのか

私のアイドルへの想いは、ただ憧れと羨望。恋人になりたいとか、お近づきになりたいとかではなく、ただただ「この人のようになりたい」、という気持ちが強い。
そして、集団で1つの目標に向かって努力をするという青春をおくることがついぞなかった私にとって、アイドルグループを応援することは疑似体験なのである。私はまだ青春の途中をこじらせているのだ。

℃-uteの解散に対して

そんなわけで℃-uteの解散を通して、アイドルというものをどう認識していくべきなのか、どう付き合っていくのか、とか考えている最近。
℃-ute解散」、そう大きく書かれた新聞記事には、「それぞれの夢ができたから解散する」と書いてあった。*1
愛理が歌い続ける気がないなんて、この記事は嘘に決まっている。
ちさとは℃-uteのために先陣きってバラエティ頑張ってたんじゃないのか。
なっきぃの歌がメキメキ上達していたのにもったいない。
何のためにまいまいは謝罪したのか。
次々と溢れる不信と疑念。
私は常日頃、卒業や解散を決めた女性アイドルは「美しい」と言っている。目が大きいとか鼻筋が通っているとかそういうことではなく、「瞳の色が変わる」、「顔つきが変わる」というのは、こういうことを言うのだなと卒業を発表する姿や卒業公演でサヨナラを告げる姿を観ていつも思う。それなのに。最も可愛くてかっこよくてアイドルから憧れられるアイドルと称される彼女たちが解散を発表する姿は、ちっとも「美しく」なかった。さみしいとか悔しいとかそういう気持ちではなく、ただ残念だと思った。
5人の意見が初めて一致した、ということは、誰かがやめようと言い出し、そうだねと肯定をしたということだ。やめることがまず先に決まった。美しくない理由はそれだと思った。それは℃-uteとして居続けることを諦めたということと同義だと思うから。人気や売上的なことだけではない、「5人で」ということを彼女達は諦めた。私にとって一番悲しいのは、そのことなのかもしれない。彼女たちは本当に仲が良いのだと思っているし、きっとこの先も友達なんだと信じている。それでも「仕事」を通して出会った彼女たちがこの先の「仕事」を一緒にしていくことはできないと思ってしまったのだろうと想像すると、とてつもなく悲しい。


中高一貫だった私は中高時代の友人が最も気の置けない友人であり、いわゆる親友というものなのだと思う。時折、冗談なんだか本気なんだか分からない口調で将来皆でカフェをやろうという話がでる。なんだかんだカフェを経営できるスキルを持ったものが集まっていることもあって、アラサーを迎えた今でも年に1回くらい話題になって、私が一人いやだと反対するネタみたいになっているけれど、私は結構本気でいやだと思っている。人間関係には、仲が良いけど仕事を一緒にするような関係ではなくて、仕事のコンビネーションは抜群だけど仲良しではないとか、いろんなものがある。中高一貫という純粋培養な場所で育った私たちの考え方はほぼ一緒だったと思う。それが大学と就職先によって枝分かれしていった。一緒だったものが変わっていくことに慣れていくのが一番難しいと思う。もう年齢の半分近くも一緒にいる彼女たちは唯一無二であり、今更どうとか思わないけれど、今まではなんでも気にせずと思っていたのに、わたしは自己防衛をするようになった。この子と恋愛の話はしない。この子と仕事の話はしない。私だって職場や大学時代の友人の前では違う顔をもっているだろうが、中高時代の友人の前では変わらない自分でいたいという気持ちが強い。この私の経験に当てはめることは、おこがましいし乱暴だと思うけれど、少なくとも、℃-uteのメンバーにもこういう関係性の変化があったのではないか、と想像している。
舞美ちゃんはオタクからみても、かなり潔癖だと思う。それを受け入れられないメンバーがいて、そんなメンバーを受け入れられない舞美ちゃん。というのが、いまの℃-uteに対する私の認識だ。彼女たちは本当に本当に「普通の女の子」なのだ。ただ努力の才能があったから、歌とダンスのスキルを手に入れてここまで来てしまった。今の彼女たちを観ていて一番しっくりくるのは、卒業を目前に控えた高校3年生。その姿をみていると、アイドルを離れればただの仲良し5人組になれるのだったらアイドルなんてやめてしまったらいい、という気持ちも生まれてくる。私はとにかく、仲がよくて、5人で1つのことに向かって頑張る℃-uteという集団が好きだった。きっとそれが「アイドル」だったかどうかは関係なかったんだと思う。だからこそ、ハロープロジェクトを卒業してアイドルではなくなっても、℃-uteという形は存続していて欲しかった、というのが私のわがままである。
Buono!フェスタをライブビューイングで観た時に、カンガルとピンククレスと℃-uteの間の圧倒的な実力差が映像でも明らかだった。「ハロープロジェクト」の中で℃-uteは扱いきれないだろう。年齢的なことではなくて、その存在自体が。
でも、果たして「ハロープロジェクト」をはなれて、どれだけのことができるのか…、とも思う。安倍なつみ高橋愛藤本美貴松浦亜弥矢口真里辻希美…など、ハロプロOGに卒業後も活躍している人はたくさんいて、ハロープロジェクトというのは、それだけ本人たちの地力のある子が集った団体なのだと思うけれど、音楽的に成功し続けている人がいるかというと、「いない」というのが現実。彼女達がそのスキルやタレント性に憧れていた人でも難しいことを成す、それだけの覚悟を彼女たちに強いるのかと考えると、井の中の蛙は大海を知らないままの方が幸せなのかもしれないとも思う。

舞美ちゃん推しとして

ただひとつ、舞美ちゃんに関しては、「舞美推し」からすれば違う考え方もできる。
グループを組んでいること、ハロプロリーダーになったこと、身動きが取りにくいのだろうということは外野からでも容易に想像ができるからだ。一人のアイドルではなく、ハロプロリーダーとしての評価もくだされるということを、まじめな彼女は必要以上に意識してしまうのだろうと思う。舞美ちゃんの本心がどこにあるのかは私なんかが知ることはできない。アイドルとして℃-uteとして在りながら女優になることが一番の望みだったのか、折を見て女優一本でいくつもりだったのかは分からない。でも、真野ちゃんをみていると、ハロープロジェクトを離れないとできない仕事がたくさんあるというのも事実だ。舞美ちゃんが本気で女優になりたいと願うのなら、このタイミングでの解散は悪い選択ではない、と思うのだ。

女性アイドルと「解散」

アイドルとはなんぞや、という話で、もっと人生かけてオタクやっている方々のアイドル論文とか読んだらいいのだろうけれど、私は学術的に分析や解明をしたいわけではなくて、あくまで自分にとってアイドルとは、アイドルを応援することとはどういうことなのか、というのを言語化したいと思っているだけだ。
個人的に、女性アイドルにはリミットがあるものだと思っている。「解散」や「卒業」を含めて、「女性アイドル」というジャンルのパフォーマンスだと考えている。
その理由は他でもない「出産」だ。出産する希望が本人にないのであれば、それはもういつまでだって「アイドル」でいてくれてかまわないと思っている。それはアイドルとして恋愛禁止だとかそういうことを超えたところの話なのだ。男性と女性ではどうやっても、結婚し、妊娠、出産した時の役割が違う。結婚はまだ制度上の問題で、実質的な変化はなく、観る側の精神的な変化だけだと思う。それでも、―私の職場がそうなだけなのかもしれないし、もっとジェンダーレスな会社とかだと違うのかもしれないが―、結婚した女性は職場でも「妻」になり、子供が生まれれば「母」になる。男性はあまり「夫」や「父」としての顔を職場で持つことがないのではないか、と感じている。
そして最大の違いは「妊娠・出産」において、女性には職場での空白の時間が生じてしまうということだ。女性の方が育休がとりやすいとかそういう制度的な問題ではなくて、女性しか妊娠できないという生物学上の事実として、女には一人の社会人としては何も生産できない時間が存在するのだ。そして、産休から職場復帰した女性が、また一人の女性としてみられることは難しく、「母」として扱われるだろうと想像する。産休あけの女性が再び「アイドル」を名乗ることは今の世間のアイドル感からすれば不可能な話だ。だからわたしは女性アイドルには卒業や解散がつきもので、そこまでがアイドル人生なのだと思っている。
だからこそ、どの女性アイドルにも想いのこもった卒業や解散を決断してアイドル人生を締めくくって欲しいし、心をこめて次のステージへと送り出したいと思っている。


℃-uteの解散に対して思うのはただ一つ、その最後をどんなアイドルよりも美しく飾って欲しいということ。
そして私にできることは、一秒でも多くステージに立つ5人を観届けることだけだし、少しでも美しい最後の助けになるような応援をすることである。

*1:これは後々に形式的な「事務所の公式発表」でしかないと分かるのだが。