とはずがたり

ぬるま湯の中 首までつかってる いつか凍るの それとも煮え立つの

3.Mrs.fictions「まんがまつり」(王子小劇場)

フォロワーさんがよくつぶやいていた「Mrs.fictions」というものに、「岩井七世」が出演すると聞いて、個人的にも小劇場系の劇団を観に行きたいという想いとも重なって、半ば勢いで観に行ってきました。
以下、観劇後のツイート。

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2.SHOW BY ROCK!! MUSICAL~唱え家畜共ッ!深紅色の堕天革命黙示録ッ!!~(六本木ブルーシアター)

三津谷さんの誕生日観劇をしてきました。
SB69のアニメが好きだったという友人が声をかけてきてくれたので一緒に観に行ってきました。
そのせいか、これに関するツイートがなくて。振り返ることができ…な…い…

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1、ハイバイ『夫婦』(東京芸術劇場シアターイースト)

2016年初観劇。
いきなり初めての劇団さんを観にいった経緯としては、橋本さんがTwitterで観劇報告したことが直接のきっかけといえばそうなのかな…。いつもなら観劇報告ツイートがあっても気にとめないので自分でも理由はよく分からないのだけれど、なんとなくハイバイのことを調べてた。岸田國士戯曲賞で名前を聞いたことがあったからかもしれない。

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1月振り返りと2月の予定

2月になりました。
年始にかなりの熱をもって活動指針を書いたつもりでしたが、サラッと忘れているあたり、人はすぐには変われないんだということを実感しますね。


それはさておき、1月を振り返ろうと思います。
【観劇】
なし。

【映画】
「ピンクとグレー」

…あっさり!
早々に1月は観劇しないと決めていたのもあるけど、結局舞台は観ませんでした。映画は他にも観たい作品あったんですけど、映画館に行けなくて2月に持ち越すかDVDを待つかです。
で、休日に何をしていたかというと、主にDVDを観ていました。舞台や映画を消費的に観ている現状がいやだと常々思っていましたが、逆転の発想というか、もういっそのこと消費してしまえと思いまして。これが思いの外たのしいし、何よりレンタル料って安いので、非常にコスパが良い…。まあでも、ローリスクローリターンだなとは思いますね。家の小さいTV画面だと物足りなくて映画館で観たかったなって何回も思ったし、観劇で味わえる満足感とか高揚感は代替できないですよね。それはそれ、これはこれ。


そして2月の予定。

  • ハイバイ「夫婦」

橋本あっちゃんが観劇報告してたし劇団名も聞いたことあったから気になって調べたら、岩井さんに興味がわいてきて観たくなってしまったのでチケットおさえました。

  • SHOW BY ROCK!! MUSICAL~唱え家畜共ッ!深紅色の堕天革命黙示録ッ!!~

原作を知らないのと2月は観たい舞台が3作品を超えたので正直に言うとスルーも考えていたんですが、原作好きのお友達が行くっていうことで一緒に行くことに。お誕生日観劇してきます。

  • Mrs.fictions「まんがまつり」

気になっていた劇団さん。今回は昔好きだった岩井七世ちゃんが出演するってことで観に行ってみることに。

気になる劇団さんの中でも社中さんは大好きなので、できれば2016年の作品はすべて観劇したいと思っています。その始まりは東映とのコラボレーションってことで期待も高まります。

ここまでがチケット確保済みの作品。すでに目標3作品を超えていますが1月分を繰り越しているということで自分をだましています。
あとテニミュ山吹の凱旋公演があるから、どこかのタイミングでいければと思っています。難しかったら久しぶりにライビュかな…。

~2016年活動指針~

観劇目標というには大袈裟ですが、観劇生活の指針となるようなものを書いておきます。
あんまり多くてもきっと守れないので、とりあえず三か条にしました。

  • 基本は1作品1公演。
    • 事前に購入するチケットは1枚まで。
    • 「とりあえず初日・楽をおさえとけ」はなし。

2015年に引き続き、同じ作品を複数回観るよりも1つでも多くの作品に触れることを優先したいと思っています。
とは言っても、作品をきちんと楽しむことが前提ですから、Wキャストの場合や末満作品におけるMarble、柿の乱痴気などは別作品として良いことにします。あと、テニミュの東京公演と凱旋公演も別カウントにしておきます。

  • 月3公演を目安に、年間40公演におさえる。

本当は去年も月4回くらいにしておきたかったんですが、無理だったのでリベンジです。2015年が53公演なので、ちょっと無理めな目標ですが…。
たくさんの作品に触れたいと言いつつ観劇回数をおさえるのは矛盾しているけれど、あえて舞台の回数をおさえることで映画や小説にも守備範囲を広げられたらいいなと考えてのことです。去年は、観たいなと思ったのに観なかった映画が多いし、読みたくて買った小説も積まれている状態なので、興味をもった映画や小説も楽しむ1年にできたらいいなと思います。

  • 脳直でチケットを取らない。

ずっとDD寄りを自称している私ですが、2016年は更にDDに近づきたいな、と。
そのきっかけとなったのは「黒いハンカチーフ」で橋本淳の演技を久しぶりに観たことです。あっちゃんを好きと公言しているわりに2015年の出演作はほとんど観ていなくて、その理由を「三津谷さんや矢崎さんの出演作と会期がかぶっていたから」とするのは何かが違うはず…と思ってしまったんです。あっちゃんだけじゃなくて、他にも観たい劇団さんや役者さんはたくさんいますしね。だからとりあえず、「三津谷さん、矢崎さんの出演情報解禁→チケット先行予約」の流れを断ち切ってみたいと考えています。
ただし、三津谷さんや矢崎さんの2015年の作品で観なきゃよかったと思うものがないので、正直なところ、この方法で観劇回数が減るとは思っていません。でも、結果として観に行ったとしても「どうして観たいのか」を自分なりに明確にすることが大事なんじゃないかなあと思います。
特定の俳優さんを観劇生活の中心にするようになって、いつの間にか、いかなる挑戦も見逃してはなるまいと意気込んで、何の疑問もなくチケットを取ることが当然のようになっていました。むしろ半ば義務のように、出演作を観ないということがファンとしてとてつもない非道をはたらくことのように思えてしかたありませんでした。でも、上を目指し続ける彼らにとってどこかが頂点ということはないし、ある作品が彼らにとって大きなターニングポイントだったとしても、私がそれを全て目にする必要はないんじゃないか、とようやく思えるようになりました。今はまだ「そういう考え方もあるな」くらいにしか思えないし、急にどうでもよくなるとは考えられないので、観る観ないを葛藤することが続くのでしょうが、「選んで」観るということをしっかりとやっていければ、と思っています。




学校とバイトと観劇くらいしか無かった私の人生に、歳を重ねるにつれてどんどん要素が増えてきました。それでもペースを緩めずに観劇している今、他にやりたいことが後回しになっていたりします。つまり「観劇」に今までと同じ容量を与えてあげることができなくなった、ということを意味するんだと思います。私にとって観劇は娯楽でしかないはずです。それなのに舞台を観ることが他の要素を圧迫している現状は本意ではありません。こういうことを考えるようになって、上の3つの指針にたどり着きました。
友人から我慢弱いと言われます。自分でもそう思います。チケットホルダーにチケットが1枚もないと不安な気持ちになるのは変わっていません。そんな私がこの指針に何事もなかったかのように従っていけるとは思えません。残念ながら私は私を信じてあげられていません。それでも、きちんと取捨選択して観劇が占める割合を減らし、できることなら容量を余らせながら過ごせる1年にしたいなあと思っています。

2015年活動報告〜12月〜

さあいよいよ12月のまとめです。

最高でした。
2つの『ユウヒデン』

公演を重ねるごとに知識が減っているテニミュですが、やっぱりテニミュって楽しい!!!!!
そして自分が思っているよりも山吹中のことが、南のことが好きだと気が付きました。南かわいいよ南。
青学にも好きキャストがいるわけでもないから、初見だけど山吹ベンチ見てたので、人間って自分の欲望に正直だなあと思いした。
地味'sはいぶし銀の魅力から漆黒の魅力になり、ダンスもコミカルなものから大人っぽい振りに変わっててドキドキした…!2nd山吹はけんしょう先生がいらしたから笑いは室町くんが担っていたけれど3rdは地味'sになりそうな予感。東方の辻くんがねっとりめに歌い上げるので良い漆黒感が出てるなあと思います。あと南がかわいい。
亜久津はシルエットから良いですね。もちろんお芝居も。贅沢を言うなら歌をがんばれ。
千石は3rdになってまた違う角度から攻めてきてるな!?って思いながら観てました。和田まーも聖也くんも割と地をうまく利用した千石だったし、ざっくりわけたら可愛い路線だったから、森田くんの千石は新鮮です。歌もダンスもそつがないとは思うけど…なんかセリフが無感情っぽいから凱旋までに変わってるといいなあと思います。あと虎砲の打点は聖也くんに目が慣れてしまっているので、もう少し高くないと満足できない私がいます。あと、まーくんと聖也くんに比べて軽さの少ない千石だからS3後の悔しさが前面に出てて底抜けに明るいだけの山吹じゃないんだよなって思い出しました。S3の演出が変わって千石が虎砲だけじゃない、桃城もダンクだけじゃない選手なんだってことが強調されてて良い試合だなあって改めて感じました。
室町くんは千石さん大好き過ぎ。壇くんは亜久津のこと好き過ぎ。
新渡戸と喜多は…動け過ぎる。NARUTOのアンサンブルだったと後から知って納得しております。
最期に24/365を歌ってくれたのは嬉しいんですが、最後はやっぱりりプライズが良かったなあ、とも思います。新曲があるならチムライとかドリライで我慢したのに。2ndルド吹は一番通ったし大好きだから、ラストでその記憶が蘇って体温が一気に上がったけど、それは2ndの記憶だしなあ…。3rd山吹公演としての興奮じゃなかったのがすごく残念に思います。
そんなわけで、とりあえずルドルフはキャスト名あやふやなのに、山吹は全部覚えました。正直過ぎて恥ずかしい。テニミュのどこが好きか、どこを楽しむかって人それぞれだとは思いますが、私がどうやってテニミュを楽しんでいたかを少し思い出せた気がします。
チムライは見送るかなって思ってたんですが、この調子じゃ行くんだろうなあ…。

  • DOGFIGHT@シアタークリエ

矢崎広をクリエで観る日がとうとうやって来ました…!
端的に言うと、すっごく良かったです。全員で踊るところはさすがにちょっと差を感じましたし、私が入った回は1か所どう考えても音外してましたけど(笑)
それでも!屋良さんと肩を並べてスリービーズを歌って踊り、クリエの真ん中に立ち一人で歌い、舞台班ジャニオタのおばさま・お姉さま方から笑いをかっさらう矢崎広は最高でした。バーンスタインみたいな3枚目役やらせたら上手いんだよなあ…。1回しか観ないくせにオペラ装備してバーンスタインのお顔チェックしてたんですが、本当にピュアなキラッキラな目をしてて胸が熱くなりました…。バーンスタインに生き延びて欲しかった…。
パンフに詳細に説明が載っていたので先に読んだんですけど、戦争とか時代背景考えないでエディとローズの話だと思ってみた方がたぶん楽しめるなあと思いまして、それだけを観ていました。スリービーズってもっと同等な仲間なんだと思ってたんですが、3人の中では弟ポジションでベトナムに行って自分が立ち向かう現実を全く分かってないバーンスタインと、すべてを理解した上でそのことを黙って受け入れているボーランド(がうち)の対比が痛々しくてな…。エディはエディでベトナムに行くことや海兵隊の意味を理解してはいたから、最期はローズの住所が書かれたメモを破くのだと思うと切ない。
屋良さんは上手いっていうのもおこがましいくらい素敵でした。年齢不詳なのはジャニーズの成せる技なの?矢崎さんもがうちも最近はガッチリ、ムチッとしているから体格の問題なのか…?21歳男子にしか見えてこなくて自分の目を疑いました。観る前から歌とダンスのスキルが約束されていて、実際に観たらお芝居もいいという現実をつきつけられ、私のオタク人生の正解は舞台班ジャニオタなんじゃないかっていう境地に至っているとかいないとか。




長いこと待たされて待ちくたびれた幽悲伝がやっぱり最高で心身ともに腑抜けたところを、テニミュにボディーブローされてもがき苦しんでいたら、DOGFIGHTが優しく手を差し伸べてくれた、そんな12月。