とはずがたり

ぬるま湯の中 首までつかってる いつか凍るの それとも煮え立つの

矢崎広のDUOでやるファンクラブイベント@duo MUSIC EXCHANGE

去る8月1日(日)、最高気温35度という茹だるような暑さの中、『矢崎広のDUOでやるファンクラブイベント』の1st STAGEに行ってきました。
3年前の初ソロイベントである『矢崎広のONとOFF』と同じ会場、しかも座席もほぼ同じ後列センターであり、なんだか3年前に逆戻りしたかのような不思議な感覚でした。懐かしくなってONとOFFのレポを読み返したら詳細過ぎてちょっと自分でもひきましたけど、記憶が鮮明によみがえってきて嬉しくもあり。書いておいて良かったなあと思いますし、当時はことあるごとに読み返しては幸せに浸っていたことも思い出しました。今回はここまで細かく書ききれる気はしないけど、Twitterでの他の方のレポも参考にしつつ、まとめておくことにします。この先もあの時間を忘れないために。

開場時間のBGM(確認できた曲のみ)

♪ひまわりの約束(秦基博)
♪終わらない歌(THE BLUE HEARTS)
ハナミズキ(一青窈)
HOT LIMIT(T.M.Revolution)
♪FANTASTIC BABY(BIGBANG)
♪奏(スキマスイッチ)
(矢崎さんにゆかりのある曲や矢崎さんが好きな曲が流れてたh。会場入った時はひまわりの約束で良かったんだけど、HOT LIMITのイントロが聞こえた瞬間吹きそうになったよね。)
(そして、ステージ下手にはすでにキーボードが…。)


以下、矢崎さんのお言葉は全てニュアンスで。

登場

ドラクエのテーマ『序曲』が流れる。→そのまま矢崎さん登場するかと思いきや、曲が途切れる。

♪ミュージカル『SAMURAI7』よりカツシロウのソロ曲『侍への道』

「約束する。今度はこの手、決して離さぬ。」
(冒頭のカツシロウのセリフも言ってくれたよ。公演は1回しか観なかったし、作品自体があんまり好きじゃないこともあってDVDも観てないから、正直言うと最初はカツシロウの曲だって分からなかった…。♪一二三〜あたりでようやく気が付いたんだけど、個人的にはまさかのチョイスでした。)

挨拶

「『矢崎広のDUOでやるファンクラブイベント』。そのまんまですね。誰が考えたんでしょうね?…僕が考えました。」
「本日は暑い中、本当にクソ暑い中、お越しいただきありがとうございます。」
「わ〜いっぱいいる〜!」
(話の流れは忘れてしまったけど、次回作品の話に。)
「演目が変わって心配かけていると思います。僕としては作品が変わっても頑張るだけです。」
「河原さんとは時計仕掛けのオレンジ以来です。」
「(時計仕掛けのオレンジの時に)小栗さんに『いつになったらグイグイくるの?』って言われてた」
「『女中たち』を観に来てくださって、『やるじゃん!』と言ってくださった。」
「その流れで河原さんとやらせていただけるのは凄くうれしい。」
(この言葉は、いきなりの演目変更でざわついていただろうファンの心を静めたと思う。少なくとも私は落ち着いた。河原さんとやる意味をつけてくださったから、より楽しみになったよ。)
「いろいろコーナーがあるから、巻いていかなきゃいけないんですよ。」

Q&Aコーナー

「皆さんのクエスチョンに僕がアンサーで答えるコーナーです。」
(アンサーで答えるって、頭痛が痛いみたいになってる。)
(ONとOFFのロゴが色違いで各面に描かれた質問BOXから質問用紙を引いていく矢崎さん。)
「この箱かわいいよね〜」
「ちょっと1回、皆さんのことちゃんと見ていいですか?」
(たぶん、このコーナー内だったと思うんだけど。この言葉でスタッフさんが客電つけてくださって、矢崎さんが無言で客を見るという謎の時間が発生した。まあでも、「応援してくれている人を認識したい」と思ってもらえることは嬉しいよね。)
(質問用紙をBOXから引くとき)「デーデン!」←セルフSE「全部自分でやりますよ」
(この「デーデン!」を忘れることがあって、質問用紙を開いている(四つ折りになって箱に入っている)思い出したように後から言うときにちょっと恥ずかしそうにしてて可愛かった…。)
「これ(引いて答え終わった質問用紙)を入れるやつがほしいですね。夜は用意しましょう。」
(答え終わったら机の上に置いてたんだけど、あまりにポンポンと答えていくので大量になってしまって、空調か矢崎さんが動いた風でか、机から落ちちゃったのね。そしたら夜の部の改善案を提案してきた。手作り感ある!結局、パンツの右ポケットに入れてました。)
「まだ大丈夫?結構できるね。どんどんいきますよ〜」
(袖にいるスタッフさんにしきりに時間確認してた。)
「(たぶん、もうそろそろって言われたから)これを最後の質問にしましょう。どんどんいくって言った矢先に最後っていうね。」
(矢崎広って、そういうとこあるよね。)


【答えた質問】(順不同)
(ポンポンいこうと次々に質問をさばいていくから、覚えきれてない…。)
Q.役者以外でやりたい仕事は?
A.(『女中たち』をやるにあたり)動物園に取材に行きたくなって、上野動物園に行ったら、キリンにときめいた。やつらのまつ毛ってすごいんですよ。グリンて!目もすごいつぶらなの。だからキリンさんの飼育員になりたいですね。キリンさんのそばにいたいです。…28歳です。
(動物園って檻からくる発想なのかな。キリンをさん付けする28歳に可愛いと騒げる世界は平和だ。)


Q.休みはどのくらいある?休みの日は何してる?
A.休みはありますよ。舞台終わった後とか。でも、稽古やって本番やって稽古やって本番やっての繰り返しで幸せなんですよ。ほら、止まると死んじゃうから。ちょっと前までは、ぽっかり(スケジュールが)空いてたりしてたし。
まあ、休みの日はボーっとしてます。ボーっとしてゲームしてます。
(本当にお芝居をしていないと生きていられない人なんだろうなあと思う。本番と稽古の繰り返しが幸せだなんて、ファンとしてはしびれるお言葉。)


Q.マイブームを教えて(ゲーム以外で)
A.ゲーム以外のマイブームは…ございません!
でも、アプリ世代になったなあって思いますね。もちろん、据え置きのもやりますけど、もっぱら電車とかで(アプリゲーム)やってて。今は、自分が微生物になって相手を食べて大きくなるっていうのがおすすめです。…皆、俺がゲームの話するときの食いつきが悪いんだよね。…あ、ドラクエ11が出たね!
(次の質問用紙を引きながら)いや、でもいつかファミ通で連載をしたいと思ってるくらい、好きなんですよ。
(「ゲーム以外で」って言った瞬間に客席で笑いが起こるこの感じがたまらなく平和で和んだ。そうだと思ったよ。今は家電も見に行く暇ないんだろうか。ファンといえどゲームの話には食いつかない矢崎ファンのスタンスも良いと思うよ。すごい好きです笑)


Q.カラオケで歌う曲は?
A.絶対に歌うのはBUMP OF CHICKENの『天体観測』。あと最近はブルーハーツの『終わらない歌』。(『終わらない歌』を口ずさんでくれた。)止まらずに進んでいくk自分への応援歌だなって。
(ほんと天体観測すきだよね。)


Q.好きなロックバンドは?
A.俺、どっからがロックでどっからがヘビメタなのか、とかよく分かんないんだよね。これはデュオなの?って。でも、BUMPとか。あと、わんお…わんおふ?(客「ワンオクロック!」)です!(どや)
最近はミュージカルナンバーばっかり聴いてるんですよね。あと、テンションがあがるのは『ヤイサ』だって最近気づいた。電車に乗り込むときとか♪でーんでーんででででーん(ヤイサのイントロを口ずさみながら、キメキメで電車に乗り込む動きをする)って。ご飯食べるときとかも♪でーんでーん、って。ドラマチックになるから。みなさんもやってみてください。
(BUMPはまあそうだろうけど、ワンオクロックは意外だったなあ。そして好きなのにバンド名は読めないという…(笑))
(ワンオク聴いてみようかなってくらいには単純なオタクですすみません。)
(ヤイサでテンションあがるという発見を喜々として報告してくれてオタクは幸せでした。ヤイサの他にも薄ミュの話題が多くて嬉しかったな。本当に好きなんだなあ。)


Q.20代のうちにやっておきたいこと、やりたい役。30歳になったらやってみたい役。
Q.憧れの舞台は?
(どっちの質問での回答だったか、ごっちゃになった…(´・ω・`))
A.やりたい役というのはないんですよねえ。『マクベス』をやったのはいくつの時だっけ?25にならない24の頃?(客席『ん???』)あとで皆の脳内で処理してくださーい。まあ、30歳になってもこのままいきますよ。
出たい作品はたくさんあります。もちろん皆さん矢崎広に出てほしい舞台があると思います。(作品名を出してしまうと)実際はそうなんだ〜ってなっちゃうからさ…(具体的な作品名は出したくない雰囲気)
でも、小栗先輩を尊敬しているので、事務所の先輩でもあるし、シェイクスピアはもっとやってみたいと思いますね。あと、髑髏城みたいな作品もやってみたいです。かっこいいよね。それから、ミュージカルも頑張っていきたい。
(なんで作品名出したくなかったのか、それぞれのオタクへの配慮なのか分からないけど、納得いってない会場の雰囲気を察知して迷った末に出した作品名がこれですよ。もうね、ミュージカルやりたいは耳タコだったので、シェイクスピアとか髑髏城っていうワードだけで満足。お腹いっぱいになった。)


Q.着るのが大変だった衣装は?楽だった衣装は?
A.大変だったのはダントツでロボロボですね。通気性がないんですよ。あのテカテカの生地がサウナスーツみたいになってたから。やっぱりロボットだから通気性がないんでしょうね。夏だったし。でも、「あちー!」とかできないから。ずっとこう(レコーダーの動き)だし。
楽だったのは、なんだろう…。もう、むしろ土方ですね。あの和装は着過ぎてもはや楽だった。
(ユニフォームは?って思ってごめんね。昔過ぎるよね。そうだよね。だってこれだけ薄ミュの話題出されたらさあ…。)


Q.黎明録を観てどうだった?
A.まず、れいめいろくって読むんだ…!っていうね。凄く良かった。泣いちゃったしね。薄桜鬼は大切な作品で、皆さん以上に薄桜鬼愛をもっているつもり。楽屋に「ちょいちょいちょいちょい!薄桜鬼のこと分かってねえよ!」って怒鳴り込んでやろうかっていうくらい厳しい目で観たつもりだけど、「もう皆分かってるよおおお(´;ω;`)」って。ヤイサのかかるタイミングとかさ、良かったよね。「毛利さああん…(´;ω;`)」ってなった。
(白又良かったねえええ)


Q.ドライブに行くならどこ?
A.ベタだけどいい?海!海行きたいですね。


Q.夏にやりたいことは?
A.Twitterにも書いたけど、扇風機を自分の方に向けて座椅子を置いて横にアイスを用意して甲子園をみて、その気持ちのままパワプロでその試合を再現するっていう。もうすぐ1チーム作れちゃうから。

♪ミュージカル『タイタニック』よりハートリーのソロ曲『秋』

(ピアノの生演奏で。)
「一番たくさんのリクエストをいただきました。」
「奥様、秋でございます。」
(これはすっごい嬉しかった!後から歌う曲と比較しても声がのびてて綺麗だったし。矢崎さんは音を外すということはしないけれど、天性の歌唱力ってわけじゃないから。直感的に聴かせ方を知っている人ではないのだろうと思う。きっちり練習することで手に入れる人なんだろうなあ。ちゃんと歌唱指導の先生と稽古しているこの曲は違って聴こえた。)
「こんな風にソロ曲をもらったのは初めてじゃない?あ、カツシロウもあったけど、でも(タイタニックは)あの面子の中でソロ曲とか…。もう、『トム?トムぅぅぅ…?』って。『サザーランドぉぉぉ…??』ってなるよね。」

プレゼントコーナー

「続いてのコーナーはこちらです。」
プレゼントは5つ。
(半券を引く度にレベルアップするSE。)
「僕のレベルが1上がりました。」

  • 白いTシャツ

「下着にぴったり!」
「これにサインを書きます。だからちょっと無音の時間ができちゃうんですけど…。隣の人とかと談笑しててください。」
「矢崎ファンはさ、皆仲良いよね。やっぱり良い子には良い子があつまるのかな?」
「だから隣の人に話しかけたら仲良くなれるかもよ。」
(ファン失笑気味で面白かった。)
「手は2本しかないからさあ…」
(当選したお客様が檀上に上がり、白Tにサインを書こうとしたんだけど、机には半券の入った箱とプレゼントが並んでいて、Tシャツを広げるスペースがなくて困る。ちょっと右往左往してたらスタッフさん出てきて、いったんBOXやらを袖にひっこめる。)
「ごめんね。マイクもいったん置きますね。じゃあ、談笑ターイム!」
(それでも書くためにはマイクを置かなきゃいけないということでマイクを置く。当選した方のお名前をオフマイクで聞くのかこよかったですね。最初の方にはどこから来たかも聞いてたかな。そして、サインを書くためにTシャツをひっぱってしわをのばす仕草がかわいかった。びーん!って感じで必死にのばそうとするから笑い起きてたね。)

  • 私物のキャップ(同上)

「次はひときわ存在感のあるこれです。」
(徐にキャップをかぶる。)
「普段かぶってるやつですね〜。でもTwitterには載せてないかな?」
(キャップのにおいを嗅ぐ。)「うん。大丈夫!」

  • 女中たちの原作本(同上)

「バルコンっていうのも気になるよね」

  • 矢崎画伯の直筆イラスト色紙(リクエストした絵をその場で描いてくれる。)

客「画伯の自画像を…」
「え…」
(すっごい戸惑ってた!たぶん一番オーソドックスなリクエストだと思うけどね。)

  • 『黒いハンカチーフ』のバックステージパス

「これはサインとかじゃないんだけど…。書いてもいいですか?」とサイン入りに。


どのプレゼントの時かは忘れたけど、BGMがハナミズキになったことがあって。
「大山、元気にしてるかな〜。あいつさあ、会う度にこうなったり(手で太さを表現している)こうなったり(ちょっと細めてみる)するよね。あいつの真ん中ってどこなんだろうね。野球選手みたいな体してるときもあるしね。」

ゲストトーク

「呼んじゃった。ひろし、呼んじゃったよね。」
「完全シークレットです。」
女中たちを一緒にやった彼です。」
「さっきの質問はこっちに入れたんだけど、こっちのポケットにはね、皆さんからいただいた質問の中から女中たちに関するものをちょっと抜いておきました。」
(Q&Aコーナーで引いた質問用紙をパンツの右ポケットに入れたんだけど、左のポケットには女中たちに関する質問だけ仕込んでおいたよう。)
「話のタネにしようと思って。…ネタにしようと思って。」
(タネって言ってから疑問に思ったらしく、自分で言い直してた。)


以下、順不同で覚えている会話を抜粋。
【碓井くん登場】
や「さっきも挙げてもらったんだけど、女中たちを観に来てくださった方、手を挙げていただけますか?」
う「うわーすげー!ほとんど(全員)じゃん!」
や「ありがとうございます。碓井くんに見せたくて。」


【質問1】
Q.稽古中のハプニングは?
や「それはもう…中屋敷さんが鼻血出したことでしょ。Twitterをご覧になってる方は知ってると思いますけど。あれ、玉城くんと細貝くんの生屋敷の時だけじゃなくて、稽古の時からですからね?」
う「矢崎くんその台詞言ったら鼻血出しちゃうね〜とか言ってたら、タラーって!」
や「漫画かと思ったよね。」
う「そう。それで休憩はいったからね。」
や「演出家が鼻血出したから休憩って聞いたことないよね。」
(たまちゃんと圭ちゃんの名前が矢崎さんの口から…!俳優のFCイベで演出家の話で盛り上がれるってすごいよね。)


【質問2】
Q.ソランジュとクレールのセリフが混ざったことはある?
う「これは1つ言っていいですか?あなたやったでしょ!稽古じゃなくて本番で。」
や「だって1日でAとBやるんだよ?昼にクレールやって夜にソランジュやったら、そりゃ夜にソランジュって呼んじゃうでしょうよ!」
う「あの時の中屋敷さんの動きは速かったもんね。(真似して)矢崎くん!やったでしょ!!」
や「言い方がさ、ムカつく言い方なんですよ。いま!やったでしょ!ないわー。あそこ間違えたら、もうこの芝居終わりだわーって。」
う「間違えましたけど?なにか?って顔してたもんね。」
や「そう。ムカつくから(ダメ出しとか演出に)やだって言ってたもん。」
う「ふつうあります?役者が演出家にやだって。」
や「だって嫌なんだもん。もう散々(ダメ出しや演出を)言われたから、もういいでしょ?って。まあ、やりましたけどね。」
(すげー目に浮かぶ中屋敷さん…。楽しそうだね笑)


女中たち1】
や「混じってるのが正解だったのかもしれないし、そうじゃなかったかもしれない。」
う「役者のための舞台だったと思う。役者のために書かれた戯曲だった。」
や「たしかに役者の身体をみせるような舞台だったよね。」
(魅せるか観せるか…。どっちかな。)(混乱している姿を「みる」のは、あの檻のセットからしたら答えとしてはアリなのでは。)


女中たち2 台詞の多さに…】
う「本当にヤバイと思ったのはいつ頃?」
や「逆にうすいくんはどのくらいだった?」
う「俺は、2週間前になっても台本もってたときかな。」
や「俺は、大丈夫だと思ってたの。そんなこと(台詞が入らないなんてこと)今までなかったから。なんとかなると思ってたんだよね。」
う「そう。デビューの取材の時だったかな?『マクベスやってるから大丈夫』って言ってたよね?俺はずっと『広くんはマクベスやってるから大丈夫』って脳内でリフレインしてたからね。」
や「マクベスは平気だったの。」
や「しかも中屋敷さんは並行して求める人で。」
や「マクベスはその後の(台詞が入ったあと、感情ののせ方とかの)戦いだったから。だけど女中たちは、その前の段階だった。演出家からは動きとか感情とか求められるけど、俺らはまだ台詞のお化けに追われてるから。」
(そんな中で生屋敷出演なのだとしたら、まあ、あんな態度にもなるよなあ…。お疲れさまでした。)


女中たち3 稽古中の矢崎さん】
う「広くんが女中たちのセットの入口のところで『あれぇ?入れない…碓井くんなんか入れないよぉ?』とか言い出して、矢崎広おかしくなっちゃったと思った。」
や「そうすれば稽古やらないですむかなって。」
う「やりたくなかったの?」
や「やりたくなかった…。」
(もはや意図するところが分からない行動(笑)追い詰められてたのかなあ。追いつめられる矢崎さんはセクシーだと思う。)


女中たち4 その頃の碓井くん〜蕎麦と豚の話〜】
う「いやでも、俺も戯曲におされたのかおかしくなちゃってて。地元の蕎麦屋入って1杯2500円してるの気付かなかったもん。豚の角煮とか3個しか入ってないのに1300円くらいして。おれ1食で5000円くらい使ってて、でも全然覚えてないの。」
や「はあ?こわ!」
う「ね!」
や「でもあれじゃない?四元豚とかだったんじゃない?良く分かってないけど、おれ四元豚が良い豚だと思ってるから。」
や「イベリコ豚とか。」
う「何の話?」
や「だからイベリコ豚…豚(とん)!!」
う「いいよもう豚の話は。」
や「掘らなくていい?」
う「掘らなくていいよ。」
や「蕎麦の話は掘らなくていいか。」
(四元豚もイベリコ豚も良い豚なのは間違ってないけど、そのフォローの方向性は違う笑)


女中たち5 稽古の休憩中】
う「休憩中ずっとTwitterやってるでしょ?あれは、苦しいときにみんなの優しさがほしいの?」
や「いや、Twitterに限らず携帯みてるかな。もちろん、おれが言ったことに皆がどんな反応してるかはみてるけど。なんか、リセットしたいの。『ちょちょちょもう分かんない分かんない…シュッ』って。(腕を胸の前にもってきて閉じこもるようなジェスチャー)」
う「(その様子をみて)ぼくさ、イベントだからもっとこう、(ちゃんとしてる的なニュアンス)って思ってたけど、楽屋でみてる広くんとかわらないね。ここはもうリラックスできる場所なんだね。」
や「いや、今やっと。最初はすごい緊張してた。」
(まあ、幕が下りた後の矢崎さんなんてこんなもんだよね。しかしゲスト呼べて良かったねーってこのとき思った。矢崎ファンは年齢層高めで比較的おとなしい方が多いので、だから過ごしやすいのもあるけど盛り上がりという意味では自主性がないからねえ(自分含めですが)。うすいくんさまさまです。)


【言われて嬉しい言葉】
う「じゃあさ、広くんは、なんていわれたら嬉しいの?」
う「今日はおれ自由な立場だから凄い楽しいの。広くんと広くんのファンの皆さんだから、言ってみればここが相思相愛なわけでしょ?俯瞰でみれて楽しいです。」
や「なんでも嬉しいですよ。」
や「(嬉しい言葉を言ったら)そればっかりになっちゃうんでしょ?」
う「『ひろし、私のために頑張って!』とか」
や「(笑)」
う「ひろし、手料理作って待ってるね♡」
や「わー(/ω\)///」
や「それは手料理何個になっちゃうの?」
う「ひろし、帰ったらマッサージしてあげるね♡」
や「わああああ(反り返りながら赤面)」
(矢崎さんとファンのためのイベントだから、果たす役割もないということで楽しそうなうすいくんが可愛かった。間に立って仲を取り持ちたかったんだね。うん。かわいいよ。そして良い仕事した!でもうすいくん、それはファンに言われて嬉しい言葉ではなく、彼女に言われたい言葉だね?笑)


女中たち6 客の感想と矢崎広の英語力】
う「皆に感想を聞こうよ。なんだろう。理解できたという意味でたのしかった。こわかった。理解できなかった…とか?」
や「難しかった、じゃない?」
?「あとは…満足した?」
や「こういうの(英語で)何ていうの?」(突然の英語おねだり。どうした矢崎広。)
う「vote」
や「ぼーと?」
う「あ、electionか。」
や「え…?え?なに?えれ?」
う「投票とか選挙とか」
(客電付いて挙手。「楽しい」は0で、「怖い」がチラホラ。「難しい」が圧倒的多数。)
や「難しいというのが、正直な感想だと思う。でも難しいで終わらせないで欲しい。さっきもプレゼントでお渡ししたけど、戯曲を読み返せば今度は僕と碓井くんの顔が浮かんでくるかもしれないし、他の方がやる女中たちを観てもいい。女中たちマニアになってください。」
や「(今回演じることがなければ)ジュネの世界を知ることはなかったかもしれないし。」
(英語できない矢崎さん。私も戯曲読み直そう…。せっかく碓井くんに矢崎ファンの姿勢をほめてもらったことだしね。)


女中たち7 本番中】
や「『今日はソランジュだ』って思いながら行ったら(舞台袖に)碓井くんがいて、『あ、おれ今日クレールだ。』ってなった。」
(ソランジュとクレールのどっちをやるか、直前まで混乱していたことがあるそう。)
トラムは構造がかわってて、それぞれ上手にしか行けない階段と、下手にしか行けない階段しかない。(つまり一歩目から間違ってるってこと。)
う「おれ4回やった。」
や「2回くらいかな。」
(衣装は同じだけど、メイクは変わるよね?自分でメイクしてたのかな?そうだとすると、直前になって、どこかでふっと思いこむ瞬間があるってこと?ううん…こっちまで混乱する。)


女中たち8 動線】
う「2回以上みた方いらっしゃいますか?」
(けっこうな数の手が挙がる)
や・う「ありがとうございます。」
う「何回か観ていただいた方は分かると思うんですけど、動線が決まってないから、毎回違っていて大変だった。」
(やっぱりそうだったのか!動きが毎回かわるので、相手の芝居を受けて芝居をする感じだったのだ、と。)


【碓井くんによる矢崎ファン評】
う「広くんファンの方からコメントとかいただいて、広くんのファンは作品を一緒に(読み)解こうとしてくれる感じで羨ましかった。それは広くんが演劇をずっとやってきてるからだと思うけど。僕も僕を応援してくれる方たちとそうなりたいと思ってブログに書いたりしてるけど、なかなか難しいよね。」
(うすいくーん!!ありがとう!うれしい!!最高の褒め言葉!)


【中屋敷さん1 表情】
う「稽古してて(シーンが)終わって前(演出家席)みるといないの。」
う「パッて(演出家席を)みたらピンクパンサーだけがいるんだから。」
や「ここが稽古場だとしたら、その下(キーボードの下あたり)にいるんじゃない?」
う「しかもバインダーでここまで隠れてて目しか見えないの。」
や「こわいよね。ニヤニヤしてるし。」
?「表情も0かニヤニヤしてるかだもんね。」
や「おれ、本人にも言ったことあるんだけど、屋敷さんのことよく知らないで、道ですれ違うとしたら、ちょっと距離とると思うもん。」
(仲良しだなあとしか思えないけど笑)


【中屋敷さん2 忍たま乱太郎
う「稽古時間は良い時間にしてくださっていて。11時〜17時っていう、舞台みようと思ったら観られる時間だったんだよね。でも、俺らはもうそんな(ほかの舞台を観るような)気分じゃないからさ。」
う「ある日中屋敷さんがすごい急いでて、今日は舞台みにいくからって。『何の舞台ですか?』って聞いたら、『忍たま乱太郎!!』って。『おい!違うだろ!良い舞台だけど!今は忍たま乱太郎じゃないだろ!』って」
や「そう〜。それを嬉しそうに言っちゃうからね。」
(怒る碓井くんに対して「しょうがないやつなんだよ…」みたいな言い方の矢崎さん。付き合いの年月の差が出ていた…)


【中屋敷さん3 滑舌】
う「中屋敷さんとは前にも共演してるもんね。なんだっけ?」
や「フランダースの負け犬。でも、その前に緋色の研究っていう作品でプレイヤーとして出会うっていう。役者さんかとおもったら演出家だっていうから。」
う「それは大丈夫なの?滑舌悪すぎるでしょ。」
や「そう。やややや矢崎くんあああああそこのって。」
う「はい?なんて?ってなるよ。」
や「それで言葉に厳しいから、お前が言うなってなるよね。」
(ただの悪口。)


【先輩の話〜三上の話】
う「(TSの)先輩や社長が観に来てくださったんだよね。また(TSには)すごい先輩方が多いからね。僕は優くんとか…瀬戸とか呼びますもん、瀬戸康史さんのこと。」
う「小栗さんとか、剛さんからメールきてる!って慌ててたもんね。」
や「Dはどうなの?」(本当に「D」っていう表現をしていて、Dおたの私歓喜!矢崎さんの口から「D」だなんて…とあたふた。)
う「僕は城田瀬戸崇拝なんで。」(この辺は深く言及しなかったけど、あんまりユニット意識や先輩後輩意識はない、ってことだよね?碓井くんは外部仕事も多いしね。)
や「崇拝…?宗教なの?」
や「三上は?」(「三上」というワードだけで笑いが起こる客席。たぶんD現場より)
う「三上は同期なんですよね。」
や「三上さ、あいつおかしいよね。かるしゅーの燻製作ってんだよ?知ってる?かるしゅー!」(三上さんは「かるしゅー」で笑いが取れる唯一の存在。D現場だとこれが「フェニックス」だよねって思って、三上って一体なんなんだろう…という迷宮に…。)
う「最近会って、何してんの?って聞いたら『花』って言われて。『花って何?』って聞き返したら、『趣味の園芸やってんだよー』って。それは知ってたけど、『何年やってんの?』って聞いたら『4年』って言われて。あいつ、趣味の園芸もう四年もやってんだよ。
や「それはもう趣味じゃないよね。」
う「そう。『フラワーアレンジメントの資格とろうかな』とかも言ってて。
や「それはもう趣味じゃねえ!資格とっちゃったらプロじゃん!」
(Dオタとしてはこの話は胸が痛む…Dの先輩はDでしかないという苦しみ。アミュにはもっとベテランがいるしさ。その辺のことを本人、とくにD色の薄目な碓井くんから聞くことになるとはね。きっと思ってるより冷静に捉えてるんだな。)


【FCイベントについて】
う「偉いよね。本番が終わって、準備も歌の稽古とかもあっただろうし。僕なんてすぐどっか行っちゃいましたよ。」
う「稽古場でもマネージャーさんといろいろ相談したりしてて。でも稽古始まったくらいの時かな?マネージャーさんが『やばいよーイベント何も決まってないよー』って言ってたよね。」
や「トライストーン制作の舞台だから、マネージャーさんも忙しかったんだよね。」
や「イベントはやりたかったけど、女中たちがこんなに大変だとは思ってなかった。」
(イベントやってくれて本当にありがたい。碓井くんがこのイベントに対して好印象なのも複雑…。Dイベはひどい時ひどいもんねえなんて思ったり…。でも、ともファミリーとか、ぬるポテとかは近い雰囲気だったりするんじゃないかな、なんとなく。碓井くんはソロイベやってないのかな。やれるといいね。)


【碓井くんによる締めの挨拶】
う「同世代の役者の友達って広くんとちがってあんまりいなくて。」
や「いや、おれもいないよ」
客席(笑)
や「なに笑ってるんだよ!」
う「いいでしょ。実際いないんだから。休みの日は家で体育座りしてるって言ってたじゃん。」
う「飲みに行こうって言ってたけど、(稽古が大変で)結局1回しか行ってないよね。」
や「行ってないんじゃない?」
う「カラオケくらいだよね」
や「ああ、そうだね。」
(矢崎広への想いを切々と語る)
う「きっと広くんとはこれで終わりということはないと思う。」
う「(打ち上げ後に)『碓井くんまたね!』って帰っていく広くんの目がちょっと赤かったのは感動しましたね。」
や「ちょっと泣いちゃう!広、泣いちゃうよ!」
(これさ、碓井くんだけじゃなくて「矢崎広」を語れる関係者ってたくさんいると思うんですよ。中屋敷さんをはじめとして、すずしょうとか凌くんもだし廣瀬も。(薄ミュばかりだ…)でも、それって凄いなーって単純に思います。)


(碓井くんを送り出して)
「彼は僕のことを慕ってくれていて、尊敬してくれていて、それは僕も同じように彼に対しておもっています。」
「歌います。」
「歌うために準備があるので、映像が流れます。観ていてください。じゃあ着替えてきます。」

映像

土方篇の土方総集編。このイベントのためだけに作ってもらった映像だとか。しかしなぜ今更…。

♪最愛(福山雅治)

(衣装が黒から白へ。そしてヘッドマイクに。ピアノ伴奏で歌ってくれます。)
「何を歌うかは悩んだんです。皆のリクエストもみさせてもらって、この曲にしようと思いました。」
「歌詞がすごく好き。」
「今の矢崎広があるのはいろんな方のおかげです。本をただせば背中を押してくれたのは父親でしたし。」
「会えなくなってしまった方もいるし。…いや、そんな変な意味じゃないですよ?」
「皆も大切な人を思い浮かべて聞いてください。」
(歌い終わって、コメントしようとして甘噛みしたのかな?ちょっと忘れました。)
「ね。こういうしっぽりした曲のあとにふざけるのが矢崎広ですよ。」
(最愛は切ない歌だし、前回の弾き語りがあるから、ちょっとホロリときてしまった。この選曲はずるい。忘れられない別れが糧になってるんだなあ。)

♪ミュージカル『ミスサイゴン』より『Why god,why?』

「皆さんが初めてみるモーツァルトエリザベートになれば良いなと思って前回も歌いました。」
「トートなんて大それたことは言えないけど」
「今回も皆さんにとって初めてのクリスだったら嬉しいなと思います。」
「また初めての矢崎広をみせることができました。」

挨拶

「メインイベントとも言える。ハイタッチでお見送りしようと思っています。」
(キャーみたいな反応もない客席。予想してたとしても喜ぼうよ…とか思ったり。こんなもんなのかな。)

感想

イベント終了直後のツイートが楽しいと幸せしか言ってなくて最高にバカだった。



でも、本当になんかすっごいスッキリしてて清々しい気持ちだったので、ハイタッチも前後に誰も人のいないタイミングで長々とお話しできる環境だったのにも関わらず「お疲れ様でした!!!」って体育会系ノリで挨拶して帰ってきちゃった。矢崎さん「え?それだけ?」って顔してた(笑)でも私としてはそれで十分だったんだよなあ。応援してるとか、頑張ってとか、ついていくとか、そういうの別に伝えなくてもいっか!って思っちゃって。矢崎さんには直接伝えたい言葉とか言って欲しい言葉って特にないんだって思った。ああなってほしい、こうなってほしいという欲がなく、ただただついていく、それだけなんだって。だからとりあえず、イベントお疲れってことだけ伝えたんだけど、今考えたらイベントやってくれてありがとうくらい言ってくれば良かったかな。(笑)


イベント自体は、3年前のソロイベよりも余裕をもってやっていらしたと思う。準備期間がなかったんだろうなという企画ではあったけれど、それは女中たちがあったんだから仕方ないと思うし、そこは別に構わない。矢崎広は役者なんだし。ただコンセプト的には今までの方がしっかりしてたよね、とは思う。「ON」と「OFF」をみせるというコンセプトがあったし、オンオフのイベントとしては「OFF」をみせるバスツアーもあったわけで。このイベントで何がしたかったかは明確ではなかった気もする。楽しかったから良いんだけど。こうやってじっくり考えるとそういう気持ちも出てくるというだけで。個人的には「ON」だけでもいいくらいなんだけどね。まあ、前回は矢崎さんが感謝を伝えたいという気持ちの強いイベントだったと思う。今レポを読み返しても、あの手紙には泣きそうになる。ツイートした「愛しかないイベントだった」っていう感想は本当に心から思っているけれど、今回はファンへの感謝というよりは「応援してくれている存在を認識したい」という想いが発端となっているんじゃないか、そんなことを勝手に思ったりもしている。それは「皆の顔を一度ちゃんとみていいですか?」という矢崎さんの言葉にも表れているように。徐々に会員数が増えているというONとOFFの会員と会ってみたかったんじゃないかな、と。


女中たち』は多くの先輩方や社長までもが観に来てくださったと言っていた。もちろん題材が海外戯曲であったことやTS制作であったことも、いろんな先輩方が観てくださったことと関連しているのだろうけれど、この件を通して矢崎さんに期待している人が多いこと、成長を楽しみにしている関係者がいるということが目に見えて分かったと言っていいと思う。そしてこのイベント中、私はやっぱり矢崎さんがもっともっと大きな舞台の真ん中にいる姿をみてみたいなと、ずっと思っていた。ファン一人ひとりの言葉が届かなくなるところまで行ってしまってほしい。直接言葉を伝えるのは困難で、言って欲しい言葉をもらえると期待することすら笑っちゃうほどに、遠い遠い所へ。私だって矢崎さんを好きになってから「いつになったらグイグイくるの?」と思い続けている。もっといける。まだまだいけるよ。もっと高いところでもっと大きくて綺麗な景色をみせてよ。